幼いあおむしが、毎日おなかをいっぱいにしながら成長し、美しいちょうになる様子を色彩豊かに描いた絵本、『はらぺこあおむし』。
世界各国で世代を超えて親しまれている絵本です。
はらぺこあおむし | エリック・カール スペシャルサイト – 偕成社 (kaiseisha.co.jp)
1969年にアメリカではじめて発売された版を印刷・製版したのは、なんと日本の会社だったそうです。
いわゆる仕掛け絵本で、あおむしが食べた箇所は穴が開いています。また、食べたものの数によってページの紙幅が違っています。
当時、穴を開けたりページを小さく切った仕掛け絵本はコストがかかるため、アメリカでは引き受ける会社が見つからなかったそうです。そこで、担当編集者が日本の会社を見つけてきたといいます。
他にも、なぜこうした鮮やかな色彩を使うのか? なぜ「仕掛け」のある本を作ろうと思ったのか? など、調べてみると、作家の、絵本に込められた深い思いを知ることができます。
物語は、はらぺこのあおむしが食べ物をどんどん食べて大きくなり、やがてはさなぎになり、ちょうになります。
親も、子どもにどんどん健やかに大きく成長していってもらいたい思いがあります。
そんな、成長していく過程が、子どもにだけでなく親になる、または親となった側にも、心に響くものがあるのだと思います。
先日おこなった手形足形アートは、お子様の足で作る『はらぺこあおむし』でした。
幅広い月齢層でのご参加に、あたふたしながらも、束の間の楽しく賑やかな時間をスタッフも過ごさせて頂きました♪
今年度も、色々なテーマの活動を設け、子育て中の皆様をお待ちしています♪